雑記

クレジットカード付帯の海外旅行保険を簡単に分かりやすく解説。盲腸のケースのみで説明しています。

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こちらのブログでは、いくつかのクレジットカードを紹介してまいりました。そこで、気になるカードの特徴の一つがカードに付帯する旅行傷害保険についてです。

カード会社では「充実した補償内容」等の記載を多く見ますが果たして万が一の際、カードの保険だけでカバー出来るのでしょうか。

この記事では実際、どのぐらいの補償が必要であり、カードではどのぐらい補償してもらえるのか。なるべくシンプルに「盲腸の手術」のみを取り上げて解説してまいります。

海外での医療費目安

よく耳にするのが、「海外で医療機関にかかると凄くお金が掛かってしまう。」と聞きます。

果たして実際のところどうなのか。
外務省海外安全ホームページ内のリンク先になっている「日本損害保険協会Q&A海外旅行保険とは」のページで確認を行いました。

下記の説明文は日本損害保険協会のページを一部抜粋して引用しています。

海外では日本に比べ治療費が高額になるのが一般的です。例えば、ホノルルやロサンゼルスなどで盲腸(虫垂炎)の手術をして入院すると、数百万円かかるといわれています。
出典:日本損害保険協会 - 損害保険Q&A - からだの保険・他 - 問81 海外旅行傷害保険

上記の通り、盲腸の手術で数百万円という記載があります。
さらに同ページでは渡航先によって目安が異なりますが同じ「盲腸の手術入院」で最低目安金額が北京45,000円~90,000円。
そして一番高い目安金額はホノルル2,560,000円といった記載でした。

こちらの金額はあくまでも「盲腸で手術入院した場合」の目安金額となっています。また、私がよく使うtabihoという海外旅行保険のサイトではホノルルでの盲腸手術の目安金額が3,000,000円と記載がありました。

盲腸より、さらに体に負担のある手術を必要とする場合、さらなる金額が必要というのは簡単に予想できます。

カード付帯の海外旅行保険補償内容と金額の目安

カード付帯の海外旅行保険補償は主に下記の項目となります。

  • 傷害死亡
  • 後遺障害
  • 傷害・疾病治療費
  • 賠償責任
  • 救援者費用

正直、ずらっと項目を並べられても分かりづらいですね。

このケースはこの項目に当てはまる等ありますが、盲腸での手術入院はこの項目で「傷害・疾病治療費」に当たります。

傷害というのは怪我の事を主に指し(例 足を骨折等)
疾病は一般的な病気(風邪、食あたり等)の事を指します。

従って私たちが海外旅行へ行く際、一番身近に関係するのは傷害・疾病治療費の項目となってきます。

果たして、こちらの保険金額部分をクレジットカードの保険でカバー出来るのか見てみます。

ここでは、無料のクレジットカードの中でおそらく一番、海外旅行保険の内容が充実しているエポスカードを例に挙げてみます。

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出典 海外旅行傷害保険|クレジットカードはエポスカード

こちらの表がエポスカードに付帯されている海外旅行保険の内容となっています。
そして、項目の上から2番目が盲腸での手術入院に当たる部分です。
保険金額は200万円となっています。

このように実際の保険金額を見てみますと、医療費の目安が安く記載している地域であれば余裕があるとも見れますが、ホノルルでの費用目安256万円や300万円を考えると、カード保険に頼りきってしまうには一度立ち止まって考えなおした方が良い金額となります。

保険会社の補償金額の目安

また、tabihoや損保ジャパン、ソニー損保等。
保険会社が提供している保険について保険金額をみていきます。

実際に、私が先日利用したホーチミン旅行5日間に利用した保険内容がこちらとなります。
ちなみに利用したプランは「オススメプラン」というもの。
保険金額は旅行キャンセル補償のオプションを追加し2,510円でした。

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このように、保険会社のプランを見るとやはりクレジットカード付帯の保険金額と大きく差が開いているのが一目両全です。

そして、盲腸で手術入院をした場合、利用することになる治療・救援費用は安心の5,000万円です。

こちらの画像は旅行キャンセル費用をオプションでつけていますのでオプションをつけない場合、もう少し抑えた2,300円ぐらいの保険商品になります。
(身内の不幸が予測される時期でしたのでオプションで今回はキャンセル保険をつけました。)

保険会社の充実した内容を紹介しましたが、クレジットカードの保険が全く使えないという訳ではありません。

カード保険の合算について

実は、項目によってクレジットカードに付帯される保険と保険会社の金額は合算、および併用する事が可能となっています。

今回の盲腸の入院手術の場合(傷害・疾病治療費)は合算および併用が可能となっています。

さらに、複数保険付帯のカードを持っている場合は同じ発行元のカードでない限りカードの保険金額を合算することが可能となっています。

そこで複数カードを持っていると安心と思われがちですが、補償金額は実際に発生した費用の補償となりますので、複数持っているからいっぱい補償金額を余分に貰えるという事にはなりません。

また、死亡補償については合算不可となっています。
不可の内容、そして保険適用期間、またカードによって条件が異なってきますのでクレジットカードの保険はプラスアルファに考えるのがベストです。

海外療養費について

海外で医療機関にかかった場合、健康保険証は使うことが出来ませんが帰国した後、所定の手続きを行う事によって一部が給付される制度があります。

その制度を海外療養費といいます。

おおまかな制度を説明すると日本で同等の治療を受けた場合の金額の7割が給付されます。

また、同じく盲腸の手術ケースで見てみます。

日本での盲腸の手術金額を35万円とします。
その7割の金額が給付されますので、24万5千円が国から給付されます。

しかし、ホノルルで300万円盲腸の手術にかかった場合。
300万円(ホノルルで払った金額)-24万5千円(給付金)
=275万5千円(実際に負担する費用)

このような計算になります。

また、給付にならない適用外の治療(美容整形など)もありますのでご注意ください。

まとめ

このように、まとめてみるとクレジットカードでの海外旅行保険のみに頼るのは少し、頼りないかなといった印象です。

保険については、個々で考え方がありますので自身の状況に合った使い方をされる事をおすすめします。

また、クレジットカードの保険は自動付帯と利用付帯の2パターンがあります。保険適用日数や条件等も異なりますので利用される際には事前に確認いただくことをおすすめします。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
本日も、お読み頂きましてありがとうございました。

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